20220512

 荷物をあちこちに届けた。道すがら、男女が話しながら歩くのを通り過ぎる。

 男が、もう!サークルの新歓みたいな服装でさ!と女性に話しかけてる。

 女性側があー、チェックのシャツみたいなの着てる男子とかねー、とか言っていて、チェックのシャツを着ていたためかおどける。

20220511

 ことばの学校だった。岸田くんがいて、あれ、久しぶり、ミスチルのライブいった?と聞いた。

 ミスチルについて書きたい。それくらい熱を入れるバンドなら尚更だと思ったら、選曲がイマイチだったから行かなかった。と言っていた。

 授業がはじまる。

 西森さんは来週で最後らしい。見回すと岸田くんがいない。帰ったらしい。

 帰り道に家が近い受講生の人と岸田さんみたいに潔いといいよね、と話しながら一緒に帰った。

20220510

 ニコラ・ブリオーのラディカントを少しずつ読んでいる。ブリオーはウォーホルを引用し、毛沢東も誰もがコーラを飲む世界、誰もがテレビに出る時代、それを望んでいた、そしていまがそれ、と言っている。

 巷で、原宿のギャラリーが行ったパフォーマンスに女性が赤い紐で縛られている、とニュースになっている。フェミニストと称される人々が怒っている。

 コンセプチュアル・アートの夢はどこに置いてきたのか分からなくなっている気がしなくもない。共有財産は増えたが、何が問いなのかはっきりしない。

 よく、みんな違ってみんないい、と金子みすずの詩が学校教育の道徳で使われたが、そういった感覚がする。けれども、差別や格差といった現実から目を背ける便宜としても働くし、親が余計なこと考えるなと宥める言葉にも聞こえる。

20220509

 ゴールデンウィーク。どこいったんですか?

 友達とじゃんけんして、銚子に行きました。人が多くてびっくりしました。私はちなみに鎌倉に行きたかったんですけど。

 他部署の人同士でGWについて話している。銚子の鉄道って、あの、人が来なさすぎて経営破綻しそうなとこでしょ?

 直接いえないが、あそこ?となってザワザワしていた。

 帰りに柏餅を買おうとして、レジで、千円札しかないことが発覚。やめた。

 よく、注文してからやめたりするときもある。

 メモで忘れないように買いたいものをメモしたりしている。ちょっとした意識を持つことが大事で、それで過度にPTSDと考えなくて済む。

20220508

 今日は福岡へ。道すがらことばの学校の課題を書く。課題のために映画を観る。TSUTAYAで延滞している。

 小倉着。トイレに行けば、今日会う美術館学芸員の友達から美術館でぇ、と電話が。向かう。道すがら、海がインターンしていた美術館とどこか似てた。こっちの方が横浜みたいだ。中和されてる。

 美術館。案内してもらう。近代絵画、工芸、日本画、といった館の持つ収蔵品を浴びる。

 市場へ。生牡蠣と寿司を頬張りつつ、ビールを飲む。市場の屋上が原っぱだった。風もなく心地よい。

 またクラフトビールを途中、購入し、あんこうとふぐのフライを頬張る。どうやら、お互い海と接点があるのを知った。

 船に乗り、向こうの岸辺へ。僕の元教授がインディペンデントキュレーターと作家でトークをしてるらしいためzoomで拝聴しつつ、彼が住んでいたシェアハウス?アトリエ?に向かう。向こうの岸辺に展開する街は昭和の頃を思わせる洋館が立ち並び、神戸みたいだった。

 そこから、オルタナティブギャラリーへ。道すがら、zoomを聴く中で、キュレーターが学芸員というものが存在した所から社会と芸術について考えざるおえなかった、制度的な問題だと触れる。元教授もフォーマリズムに対して批判的であったが、キュレーターの話を聞いて、僕の世代は...と昔話をするシーンが世代差を感じた。カジュアルになればなるほど多様性が進む一方で問いがなくなり、共有する問題が減る。いや、ないのだろうか。けれどもウクライナで戦争があったり社会における問題は山積みだ。空気と事件。それらが乖離しつつも日常が進む。

 ギャラリーで開催していた石原海の映像からはその日常が混在していた。程よいファンタジーを感じる。

 解散して僕は空港へ。途中の無人駅で降りてタクシー。クレジット払いができないことが空港で発覚。運転手がおじいさんで、参ったなー、となっていた。数十分どうするかとなり、2000円。僕が持つから今ある現金4000円くれ。となった。安くはなったけれど。現金がなくなる。

 空港で課題を追い上げてなんとか提出しようとするも締め切りが昨日であった。それでも送信ボタンを押して、飛行機で成田に向かった。

20220507

 これから大分にいく。ジェットスターは安い。成田まで遠い。

 大分空港に着いて、大学の頃、同じ学年だった人に会いに行く。ろばた焼きのお店を彼女が行きたいと言っていたため、そこに先に入って待ってます、となった。早く着きすぎた。けれども彼女もショッピングしてたらしい。

 着いてすぐ、旅行のプラン組んでなかったでしょ、と言われる。

 その人からは作家のパートナーが放尿して作品を作り、男性評論家がフェミニズムと評していたのが気味が悪いという情報をもらった。

 なんとも言えなかった。

 今年4月にオープンしたビジネスホテルへ。別々になって僕だけ向かう。アメニティグッズを持って温泉へ。高音に慣れていた。それも銭湯に慣れていたおかげかもしれない。

 そこから、どんちゃかしてた民家を改装したクラブでクラフトビールを飲んでホテルに戻る。