20211017

起きたら足のつま先が冷たい。久々に肌寒い感覚を味わった。布団から出られない経験をするのは数ヶ月ぶりだと思う。昨日まで、すぐに布団を出て活動をしていた。

まだあるクロワッサンとロッピーチーズを食べ、残り物で何か作れないかと思い、薄力粉と卵、残った無塩バターでクッキーを作った。

それぞれを混ぜて、平らにし、それらを冷蔵庫に入れ、一時間後、数センチにまとめ、オーブンで焼いた。

それぞれ膨らみ方に違いがあり、その膨らみ方の差について考えたりしていた。焼くときに使ったこの前のケーキの型は小さく、どうしても加減を間違えると生地同士がくっついてしまうため、幅を適度に空けながら配置していく。

この適切な配置をどうすればいいのか分からなかった。焼き加減も15分か20分。どれくらいの焼き加減がいいのかというのを何回かやっていく中で慣れていった。

食べながら挑戦を試みるもお昼どきとなり、インスタント焼きそばを頬張る。クッキーを食べた後に辛いものを食べた。

それから、数週間見ていなかった朝の連ドラを見た。朝の連ドラは、震災後の表象に関心があり、東北地方を舞台にしたものを適宜みている気がした。いまやっているものは、震災ラジオの取り上げ方やコミュニティなどと紐づけて考えさせられる。

東北地方にも何回かボランティアで訪れたこともある。その度に部外者である者がどうやって関わる/関わらないの狭間で葛藤していた記憶があり、高校生の頃のそういった経験がいまの自分とのつながりについて、ドラマをみる度に捉え返している気がした。どこかで、レベッカ・ソルニットの『災害ユートピア』を読みたいと思った。

雨が上がってきたこともあり、『人工地獄』を持って、近くのドトールまで足を運ばせる。チャージしていた電子マネーでホットコーヒーを注文した。とにかく安くて安心した。

パソコンを持ってきたこともあり、昨日の分の日記を書いた。それにしても、昨日は自転車で16キロメートル走り、帰りは途中、雨に打たれながら同じ道で帰った。途中までの雨はとても気持ちがいいものであった。最初は躊躇したものの、走ってみるとそんなに気にならないものだった。書きながらそういった事を思い出したりしていた。

書きながら思い出しては、それについて書いていくという経験化ばかりしているなと思っており、そういった「思い出し」を人にどう伝えればいいのだろうと考えた。思い出なのだろうか。思い出した事なのだろうか。その違いはあるのかないのか。気にかかる事柄ばかりだと思う。