20211114
朝に起きたら男が家にいる。昨日、飲みに行った男だ。寝袋にくるまって寝ている。起きられない。12時まで気がつけば寝ていた。
何かと気持ちが落ち着かない。昨日の飲み代を男に払わせていた。そのためか、お金の催促がはじまった。お金がなかったため、明後日以降に振り込むと話した。
それにもかかわらず、大丈夫ですかと心配して、ポカリスエットとビタミンドリンク、プリンを近くのコンビニで買ってきてくれる。私はそれらを少しずつ飲んで、寝て、飲んで、食べて、寝てを繰り返している。
男はシャワー借りますね。といい。シャワーを浴びている。
どうやら男は夜に別の人と会うらしく、それまで時間に余裕がある。
そのため、炬燵にくるみながらテレビを見たり寝たりしている。
そうこうするうちに男は、そろそろ家を出ます。今日は泊めていただきありがとうございますと告げてきた。
次回はサクッと飲めるようにしようか。そう私はいった。
ひとまず、実家に帰って、1週間過ごすことにしようと思った。
自転車で環七通りを通る。トラッシュキャンシナトラを聞いている。秋ももうすぐ終わりだと思っている。
とにかく長い道が続いている。どこまでも長い。延々と続いている。終わりがない。そんな道のりを曲を聴きながら延々と自転車を漕いでいる。
昨日と一昨日、とても暑い。暑いためコートを脱ごうとするもそのままでいいかと思う。そのまま途中の坂道、自転車を引きながら歩いた。
知り合いが参加しているトークショーを聴いている。道すがらに通る洗足池公園の紅葉が夕日に照らされて彩りを感じた。