20220104

 昨晩、友人といろんな話をしたらあっという間に夜中の2時になっていた。

 本当のところ、このわたしの性自認はどこなのかという疑問と話した友人側の在処がない事が前提として会話が進んだり言いよどんだり、飛躍したり反転したりしていった。どこからともなく訪れてくるこのショック療法にどよめき、身体が動かない。動かないけれどもそれでいいのかもしれないなと新年初出社。
 あと、むかし作った同人誌を買うという衝動に駆られていると友人が話している。その衝動は。といった疑問もあったという。無意識に購買欲を沸かせるものだったのだろうかと思いだしたりしてみた。そういえばあれは、飲み屋で売って、はしたないといわれて投げつけられたりした。
 実際、どう考えているのか読者の心中は知らないけれども、そのままでいいのかもしれないと思ったりしていた。
 会話をしている最中。深夜にすき焼き作ると言い始めて、白菜を切る音がしていた。印象に残っているシーン。
 完走しては窒息するこの会話をどうか。今後も。止めないで欲しいと思った。思えば、新春。ツイッターで「あけましておめでとう!去年も生きた!今年も生きる!」とツイートしてすぐ消した。
 元教授はよくわたしのことを「エキセントリックな人」と枠組みをつけていた。今後もとけないのかな。みんな同棲とかしてまともと思っているように女かくまって他に何かしてんのかな。とかそういった「今後、お前は一生結婚できない!」(未婚の男に説教された)みたいなことばかりしてんだろうなと思う。だから元カノにも嫌われるし、友人にも会わせたくないといわれるし。まあ、要は正社員じゃないからなんだと思うけれど、いま就職できたし。けれども働けてないし。という「男は立派に働いて、立派に死んでけ。」コールがあの人と付き合った未練が相まってわたしの背中に背後霊としてはいつきまわっている。いま、あの人は、大阪出身の彼と。鶴見で。元気に。しておりますよね?神戸から帰ってきましたか??羨ましいな。身体的にも精神的にもヘテロな関係で普通の健康的な生活を送ってますよといった守られた環境。評判いいんだろうな周りにも。
 同期の友人が契約社員になっていた。何の意味があるのだろう。いつも、グザヴィエ・ドランの映画に出てきそうなドランみたいな服装している。笑顔で「おう。お前か。」といってきた。恥ずかしい。
 まあ、根暗だから許してよと言っても務まらない。友人が深夜に電話しているとき「トキシックマスキュなんとか!」といってきた。うん。分かる。営業といえば周りのお兄さんたちは指輪はめてニコニコして、声がはったもんがちになっている。イケメンなのも男の子っぽいかっこうも。全て成績に反映する。目の錯覚といってくれ。その空気に包まれてどうしようか緊張感が冷静な頭を「」に入れる。
 友人はわたしの事を多分、そんな考えるなーと考えたふりしていってくれたんだよね。ありがとう。元カノは知らない。嫌いだったんだろうなという憶測しかない。
 ラインが来て今度、その人とマトリックス白井晟一みにいくことにした。マトリックスについて書きたいらしい。書けたらわたしが一番に読んでやる。
 用を足す。まえ、たまたまテレビをつけてみた水泳選手が元カノに似ていた。
 そこからまた、前の嫌な思い出がうつらつらつら膿を潰すようにでてきた。
 本当にわたしのこと好きだったのかな。バイブ?
 友達にもこんな別れ話があった。そういったら励ますためなのかよく知らないけれども、「よっぽど嫌いだったんだよ。きみのこと。」といわれた。
 それでも元カノのまわりがわたしを殺したと思ったりしなくもない。なんでこんな男なの?と言われたことを元カノが「あの友達はあなたのこと嫌いだから。」とか言われたところから思い出してしまう。
 そういう元カノに対して、「なんでまわりの女に左右されるの?あなたにとってわたしって何者?」と思ったりした。
 高いホテルにも連れて行ってくれないとも別れ際にいわれて行こうよといったら「あなたとはいきたくない。」ともはっきりといわれた。
 それでも友達になりたいともいわれたときには「は?何言ってんの?都合よすぎだよね。本気でバイブだと思ってたんだね。キモイ。」と思った。世の男性たちは、多分、まだセックスできるから幸せだとか。結婚できるルートだから幸せだとか幸福の価値観をそういった意味で帳尻合わせしており、都合のいいように解釈している。都合がいいのもいいのだけれど。その人との関係においてその都合のよさでいいのだろうかとわたしは思ってしまうときがあって。わたしは何者なのか分からなくなって。「いま。」となっている。
 あー。そう考えると一生結婚できない遊んでる男。だとか人生舐めてる。とか言われたりすんのかな。どうなんだろうな。
 元カノとセックスしてもめちゃくちゃ泣くし、泣きっぱなしだから疲れたよ。泣いたら繊細な男だとか元カノから言われたの思い出したりした。