20220112

 このまえ、ひょんなことから母親にあたってしまった。それについて、母親が私も若い頃あったよ。と返していた。それは、女性だから行きたい進路に行かせてくれなかったりとか。そういった話を聞いて。何度も聞いているためか。それと僕の話の違いはなんなのか。考えてしまったときがある。


 どうなんだろう。ただ、行きたい進路には行かせてもらったけれども。それでいま幸せなのかあまりよく分からない。成人独身男性の幸福度などもささやかれる時代となったけれど。幸福を求めて生きているのだろうか。何のために生きているのかという事について判然としないなかでも小学生の頃とか。マトリックスみたいな事を考えたりしていた。

 いま、生きているこの現実はシュミレーションで。そこから先。死んだあと。僕とか私といった主体の意識みたいなものは。こことは別の所にあるんじゃないのかとかそういった恐怖みたいなものを小学生の頃。一瞬、考えたときある。
 寝る前だった気がする。目をつぶると暗くなり。いまの現実がみえなくなるのが怖いときあった。いま、思い返してみたけれども。案外、仮想現実に生きているのに必死になっているだけで。その裏みたいなものを嗅ぎつけようとするけれども判然としないのがつきまとっている。