20220508

 今日は福岡へ。道すがらことばの学校の課題を書く。課題のために映画を観る。TSUTAYAで延滞している。

 小倉着。トイレに行けば、今日会う美術館学芸員の友達から美術館でぇ、と電話が。向かう。道すがら、海がインターンしていた美術館とどこか似てた。こっちの方が横浜みたいだ。中和されてる。

 美術館。案内してもらう。近代絵画、工芸、日本画、といった館の持つ収蔵品を浴びる。

 市場へ。生牡蠣と寿司を頬張りつつ、ビールを飲む。市場の屋上が原っぱだった。風もなく心地よい。

 またクラフトビールを途中、購入し、あんこうとふぐのフライを頬張る。どうやら、お互い海と接点があるのを知った。

 船に乗り、向こうの岸辺へ。僕の元教授がインディペンデントキュレーターと作家でトークをしてるらしいためzoomで拝聴しつつ、彼が住んでいたシェアハウス?アトリエ?に向かう。向こうの岸辺に展開する街は昭和の頃を思わせる洋館が立ち並び、神戸みたいだった。

 そこから、オルタナティブギャラリーへ。道すがら、zoomを聴く中で、キュレーターが学芸員というものが存在した所から社会と芸術について考えざるおえなかった、制度的な問題だと触れる。元教授もフォーマリズムに対して批判的であったが、キュレーターの話を聞いて、僕の世代は...と昔話をするシーンが世代差を感じた。カジュアルになればなるほど多様性が進む一方で問いがなくなり、共有する問題が減る。いや、ないのだろうか。けれどもウクライナで戦争があったり社会における問題は山積みだ。空気と事件。それらが乖離しつつも日常が進む。

 ギャラリーで開催していた石原海の映像からはその日常が混在していた。程よいファンタジーを感じる。

 解散して僕は空港へ。途中の無人駅で降りてタクシー。クレジット払いができないことが空港で発覚。運転手がおじいさんで、参ったなー、となっていた。数十分どうするかとなり、2000円。僕が持つから今ある現金4000円くれ。となった。安くはなったけれど。現金がなくなる。

 空港で課題を追い上げてなんとか提出しようとするも締め切りが昨日であった。それでも送信ボタンを押して、飛行機で成田に向かった。