20220709

 コロナになっても未だにコロナの感覚がない。それでこの前に予約していたアーティゾン美術館にも行ってしまった。ゲルハルト・リヒター展よりもよかった。いつもこの美術館の展覧会ではミッドキャリアの現代美術家による回顧展をよく企画しているイメージがある。それと印象派以降の近現代美術を並列した展示が顕著。

 僕がみに行った展覧会は鴻池さんの展示と新収蔵品展だった。鴻池さんの展示はクールべの絵が一緒に展示されていたけれども、あまりつながりが描けなかったり、後者の新収蔵品展は旧ブリジストン美術館の展示みたいな感覚が抜けなかったりしていた。そこで今回の展覧会を見たときに、収蔵品と展示されていた鈴木さんと柴田さんの写真との重なり合いが良かったと思う。

 写真という技法が持っている時間の測り方を通して、絵画が今まで意図していなかった作家の時間に触れる事をキュレーションによって見せる。それが作品同士の言葉であったり、展示構成を作っていく壁などで操作されていた。その操作が心地よかった。

 リヒター展もその操作を行っていたけれども、照明や物理的な天井高によるものなのか、リヒターの作品が持っている元々のポテンシャルを活かす事ができていなかった気がする。天井高がもう少し(あと2メートル?)高かったらリヒター作品のポテンシャルに応えることができたのかなと思っていた。

 展示を見ている途中。咳がやばくなり、トイレに駆け込んだ。飴を舐めながら展示を見て、帰った。家で昼ごはんを作って食べて、自宅療養の続きをした後、電話がきて、明日、ホテル療養開始しますので車が家の近くまで来ます。だった。明日からなら、今日までにお酒飲んでおこうと思い、お酒を飲んでコインランドリーで洗濯物をして家干しもしてしまった。