20220726

 風呂に入るときにいつもドアを開けながらはいるのですが、そのとき、夜に入ると向こう側の黒ずんだ空間があかりが灯る空間に侵食するのをみてしまう時があって。昨晩、怖かった。麻薬してる人なのかなとか思った。

 有休を使い、転職先の会社で研修を受ける。書類が一枚を除いて全てデータで完了した。前職がなにかにつけで「ペーパレス化」と呼び続けていたのに対して温度差があった。

 MacBookで個人アドレスを使い、会社のメールがくる様に設定したりしていた。そのとき、研究会のメールも入っており、「研究会」というパワーワード込みで会社のメールも見れると思った。

 道すがらで読んだ鷲田清一の『ちぐはぐな身体』。鷲田さんがある学校で「一番汚いものはなんですか」と生徒に質問した所「おじさん」と返ってきて、鷲田さんが呆然としつつも講義を続ける内容が当事者からの声な気がした。多分、羞恥心について話しており、服を着ることから恥じらいが生まれているのだと感じた。

 おにやんまでうどんを食べた。帰りに映画でも観ようかと思ったけれど、パソコンが重たいのと、お金を振り込むので帰ろうと思った。帰り道。「なんだかこれからどうなるんだろ。なんだか最近、疲れるんだよね。これまで独り言とかしてきたけども、子供の頃からで、子供の頃は可愛いと言われるからまだいいけども、おじさんになったら変な人になるんだなーっと元カノと付き合ってから思ったりしていて、うん、人と関わるのも疲れるっていうのかなー、なんだろ、全体的に疲れたなっておもうというか...」と呟いていて、家に帰ったら布団にだらっとしながら文書を打っていた。

 朝のニュースに秋葉原の殺傷事件の人が午前に死刑にあったと書いてある。加藤さんを調べて、手取り意外と持ってるけども、田舎でそんな使わなかったのかなとか思ったりしつつも、「人間関係とか疲れたとかあったのかな」と思ったりしていた。確か「ぼっちゃん」という映画があって水澤慎吾が加藤さんをハチャメチャに演じていて、そこでもmixiか何かで会いに行った人と関係拗らせて執拗になっていく描写があったりした。相模原の殺傷事件からも6年目らしい。空気が少しどんよりしている。

 一昨日の文章も読み返してみると、重度の発達を持った絵描きの友達を思い返していた。その人のTwitterは抽象的な話だったりモヤつきを連投しており、それに近いのかなこのモヤモヤは、と思っていた。とにかく書いて、書くけども人に見てもらって。それも、不安なのか承認欲求なのか分からないどっちつかずな所だった。

 その人とアール・ブリュットの展示を上野で夏に見た記憶がある。どうやらアール・ブリュットも売れる絵とそうでない絵があるらしい。障害者手帳で美術館が無料になったり、いい特典もあった。僕も取ろうかと思ったけども、知り合いの自営業でエージェントをやっている人曰く、精神的な障害はあまり障害者枠で雇用しないらしい。なので僕はどっちなのだろう。

 けども複雑なグラデーションを演じ分けるのに長けている人が多いのは事実で、それをあまり考えずに転がっていけたらいいのかな。線引きと境界の境目がつかない。

 木下優樹菜さんがADHDであるというニュースもみた。フジモンがイライラしていたらしい。多分、僕の元カノも溜め込んで爆発したりしていて、無理だけども信じてそれでも無理なら無理なまま生きてくしかないのかと思ったりしながら昨晩はセックスエデュケーションズを最後までみた。ストレンジャーシックスを次は見るかと思っていた。