20220925

 北千住の展示に行った。映像の展示がメインとなっており、主に直接民主主義についての内容だった様に受け取った。デモの方法や群れ方、同じ運動を起こしていても個別具体性によって対立が起こっていたりしている。

 トークセッションも行われており「ここ3年のコロナ禍を通り越して、SEAの在り方が変化して、敵を作ってしまったりだと少し、しらけてきている。結局、強い身振りをする人しか政治について話さなくなってきている。」と話していた。

 その後のプレゼンでもデモの方法が変化しており、人形をみんなで持って歩いたりする方法などあったりしていた。それから、マーサ・ロスラーの作品が同時代の作品から語られていたりした。バーバラ・クルーガー、シンディ・シャーマンなど。そこから現代の在り方として、ジャーナリストで放送中に乗り込んだマリーナ・オフシャニコワやワールドカップ勝戦に乱入したプッシー・ライオットが取り上げられ、メディアジャックについて話されていた。日本の方法として、高柳聡子による「ピケの方法」という実践があるらしい。他方で分散型のデモのあり方があり、それが人形を持って行ったり、BLM以降の分散型リーダーシップという方法だった。