20221122

 母親と下高井戸の和食の店に訪れるために電車を乗り継いだ。アッシャーをイアホンから爆音で聴いていたら音漏れしてたらしく、「ダサいっ」て言われてイアホン外された。

 母親は世田谷線に乗った事もなかったため、切符のシステムにふたりで戸惑ったりしていた。豪徳寺の近く、代田駅を通ると必ず厳しかったピアノ教室の話をしてくる。ネイルをしてピアノ教室に行くと男性の教員が「ピアノに一本も触れるな。」と恐喝を受けるという、そこで院生の頃にたまたま単位の都合で取らざるおえなかった音楽の授業で講義を受けた教員を思い出した。「私の頃はピアノの教育で当たり前に暴力があった。」という話を聞いた。楽典を中心とした音楽教育の現場については常々、そうした暴力との近さみたいなものを感じる。

 下高井戸の和食について、日本酒を何杯か飲んだ。初めに飲んだ日本酒はブランデーみたいな舌触りがした。遊穂というお酒らしい。その後にも少し喉でスーって入る感じのが飲みたいと思い、宮城のお酒でもある、墨廼江というお酒も飲んだ。