20221224
清澄白河に行き、珈琲屋でコーヒーとマフィンを購入した。その店には絵が飾られており、最近売れている有名な人が描いた絵らしいが、あまりにも平面的な絵柄だったため、デザインにみえてしまった。キャラクターの絵画をどう見ればいいのだろうという疑問もまずある。デザインについて思い返すと以前、練馬で行われたマネの展示をOさんとみて、最後の展示室はデザインだよ、という話をして終わったのを思い出したのだが、作家が作品について執拗に解説してしまうのは、その作品を明瞭に解らせてしまう。
現代美術館まで歩いて行き、Aさんが遅刻するため、悪いんだけど、先に展示室に入っていて、と連絡をした。展示室でヘッドホンをしながら作品をみているとき、遅れてAさんが入り「あれ。」となっていた。けれども、展示された作品が映像作品故に、尺が長い。そのため必然的にバラバラでみていくという事を後になってAさんが知り、バラバラに入室して欲しいといった事に納得していた様子だった。
錦糸町までAさんと歩いて、革靴の専門店で靴をみたりした。その後、駅近のサウナでひと風呂入り、居酒屋で日本酒を飲んだりした。二軒目にサイゼリヤに行ったのだが、最初は混んでいて入室できなかったのが次第に減っていったりして、少し安心していた。隣の席の人がチーズが乗ったチキンステーキを美味そうに食べながら読書をしている。それをみて、赤ワインのデカンタと共に注文したりしていた。Aさんは冬に青森に行くらしいが、自分も北海道に来週から行く、という話をしているため、なんで寒いのに北に向かうのかぼんやり考えたりした。
帰りの電車、美術館で自分のクリスマスプレゼントで購入した三木那由他さんの『言葉の展望台』を読んでいたら、向かいの席の女性が本を読み始めて、電車の中で本を読む人も稀になっているのをふと、考えたりしていた。