20220118

 間違ったストーリーを流してしまい、夜にジムは行く道すがらEさんに相談をして終わった。

 寝る前にFODで北の国からの帰郷編を観て寝たりする。何故か家庭では水戸黄門の様に北の国からが流れている時期があり、そのとき帰郷編を何回か見ていた。2部あり前編と後編の後編だけみてたのをそこで知った。前編は初めてみたが、純と蛍の父親、五郎が子供がいる従姉妹と会うシーンが印象に残っている。子供と3人で泊まり、寝るのだが、従姉妹は離婚してシングルマザーとなっており、その子供は私といて幸せなのだろうか、と五郎に聞いている。それで五郎は純と蛍が幼かった頃を回想する。

 みていてどう思ったのかいつも考えさせられるシーンがいくつかあり、そのひとつだったりする。他にも、蛍がへそ祭りで父親と帰るのをやめて彼氏の宿泊先までタクシーで行くシーンとか、東京にいる純が彼女がいるのにピザの配達をする人と関係を持ってしまい、その人が妊娠して中絶し、デリバリーの父親役、菅原文太が純を殴ってしまうシーンなど、受け止め先に困るドラマでもあった。それでも五郎は東京にやってきて純と一緒にデリバリーの子の家まで土下座するのだが、そのとき菅原文太が「謝るってなんだろうな。」みたいな事を言って終わるのだけれど、そこから何事にも割り切れてしまう現代の感覚とは異なる回路があると思った。多分、いまとなってはとぼける感覚になってしまうのだけど、そうではない中間があって、現代人の感覚には何かなかった。もう少し、みんなとぼけてもいい。