20230910

二日酔いの気怠さも相まって、午前中は寝ている。11時頃に起床。着替えて自転車ですた丼屋に駆け込んだ。味噌汁を久々に飲んだ気がする。一人暮らしの時代には、よく余った野菜で味噌汁を作っていた。そんな記憶がふと脳裏を過ぎる。家に帰り、ドランの映画でも見るかと思い、モニターをつける。けれどもドランの前にアイスを食べたくなる。近くのまいばすけっとへ向かい、爽のマスカットがあったため購入。戻ってペリエを飲みながら爽を食べつつ、ドランの「マティアス&マキシム」をみた。友人の妹が大学院の課題で映画を撮影をするため、兄貴2人をキスさせるというもの。その後、何故か1人はやってられなくなって、海に飛び込み水泳をしたりする。もう1人は家族と仲が良くなかったりドタバタしているのだけども、全体的には何となくまとまりきっていた。この「まとまりきってしまった」という印象のみでつらつら映画について書いてみる。とするのであれば、ドラン特有の人物が1人でイっていながら音楽が流れているのは、ある種の「まとまり」や「まとめました」とつなげるためのイキな気がしてきた。という全くよく分からない感想をつらつら浮かべながら寝てしまう。起きるとそれなりの時間になっていたため、ペヤングの大盛りを買いにローソンへ向かう。ローソンで購入したペヤングを食べながら富山県議会の汚職について描いたドキュメンタリー「はりぼて」をみる。議員がとにかく遊びまくったお金を税金で何とか揉み消してしまったというもの。失踪したり、とにかく記者会見でバシャバシャ光を浴びながら謝りまくるおじさん達。途中で「また別の機会に見るとしよう」と思い、切ってドラマ「転職の魔王様」を見てしまう。こちらも労働と社会を体現したものだが、転職の広告がそういえば最近よく目につく。脱毛・転職とこれまた散々な人体・精神改造を求める広告達の陳列騒ぎ。朝にたまたま聞いたPodcast番組「なんかIWAKAN!」でゲストの写真研究者、小林美香さんのトークを思い起こしてしまった。転職というピンポイントな題材に今風の半沢直樹などの脱臭化された池井戸潤感をするのは、私だけなのだろうか、とふと思って寝た。