20231224

 寝ながら過ごす。夕方ごろ起きて近くのコーヒー屋でtelle-をいくつか読んだ。石倉さんの本だけ残った。杉本さんのコロナ体験を書いてみた文章は自分もことばの学校の課題でやってみたため、こういう書き方もあるのかと勉強になる。たしか、そのときの講評のときに「日記を書いているのだけど読んだ友達がみんなヤバい奴と言うんですよね」と話したとき佐々木敦が一番爆笑していた。

 コーヒー屋ではカフェモカを飲んだ。エスプレッソを下地にしているためか苦い。佐藤で調整しても足りない。ジンジャーティー?にすればよかった。甘いモカの方が好きだと分かる。

 家に戻ってヨダレドリを食べる。ジャクソン5クリスマスアルバムを聴いた。初めの曲の転調がなんか変だった。そうこうしているうちに、M1が終わっていた。今年は8540組が応募したらしい。勝ったコントをみるとわかる奴だけには分かればいい、という内向きな引用とご近所ネタが内包されたコントになっていた印象。軽薄さは既に個人的な生活にも侵食していると思った。そう、戦時下にお笑いが普及し、人々に「笑うしかない」と装うのはパンとサーカスだ。多分、いま地味に広がりつつあるお笑いの流行もある意味、戦争突入前の大正期に普及したパンとサーカスみたいな感じなんだろうな。アートも現政権の政策によってそうなりつつあるのが怖い。