20220217

 渋谷のハチ公前で待ち合わせ。保育園の頃からのつきあい。現在、学校で教員として働いている。彼とそこから歩く。井の頭線の通りを歩き、歩道を渡り、シブヤフードコートまで歩く、そこからその通りをまっすぐ歩き、左にまがる、井の頭線の高架下を通る。間に排除アートがある。ホームレス対策からか、座れない様に出っ張った突起物が何個もついている広場の様な空間が高架下を占めていた。その向かいにビルがあり、煙がもくもくと上がっている。

 そのビルに入る。二階に通される。中には何人もの人がいて、焼き鳥を食べている。隅っこがいいと彼がいい、隅っこにする。最初、何飲もうかとはなし、ビールにする。瓶でいい、と彼は聞き、瓶になる。なんで瓶なのか分からない。少し気になりつつもミラー越しから空いた空間があり、その空間にグラスを持った手を差し入れる。そしたら向こう側の彼がビールが入った瓶を持ち、グラスに注ぐ、傾けつつも入れる。その空間からこぼさない様に斜めにして、瓶ビールを僕の方に彼が差し出す。それから、その瓶ビールを彼にそそぐ。飲んで、ぷはーとなった。焼き鳥の何本かセットを頼む。その間に瓶ビールの方がジョッキより安いと気づく。
 煮込みやなにか小料理あるけどたのむ、と彼はいい、煮込みを注文。その合間に焼き鳥が何本もセットで器に盛られてくる。肉がごろっとしており、彼は肉厚だね。といっている。どうやって食べようかと彼と相談している間につくねを真っ二つにする。しし唐をピーマンと勘違いして挟もうとするも、挟む手前でピーマンがしし唐であることに気付いた。
 瓶ビールよりもジョッキ。ピーマンよりもしし唐だった。