20220423
朝に起床してから、ウィキペディアを更新する。田中功起のページに作品と「猫を抱く田中」という写真を掲載した。それから大岩さんのページもつくったら、名前を間違えた。なんとかウィキが修正してくれたけれど、無制限の執筆禁止令が出た。めんどくさ。となった。
吉祥寺のongoingに向かった。
1階で暗室の中、映像作品が乱立している。山本篤と二木詩織の2人展だ。
山本篤の映像はガレージでひたすら運転する身振りをして、迫力のある顔面をみせつける。二木詩織の映像は、足元だけ移された映像となっており、音はしない。けれども山本篤の顔面と音量だけがノイズとして空間に乱反射する。
2階は明るい。そのためか、上に上がるの、躊躇した。
確か、これはいいすぎだけれど、ル・コルビュジエが作った晩年の礼拝堂建築は、暗闇と明るい空間を乱立して作り上げる事で、明暗によって人間の気持ちを変えてゆくというコンセプトがある。ラトゥーレット礼拝堂。
2階では二木さんがいて、カフェをやっている。飲んだコップを棚に置くと二木さんが洗うというパフォーマンスになっていた。隣に映し出された映像は、無言で二木さんが車を走らせながら、ハンドルを握ったり、叩いたりしている。この動作が無音。
無音なのに動いているという映像がメインだった。
二木さんにこの日記。みてます。と言われ、実際に読んでる人と話してビビった。
帰りに永福町にある大勝軒に向かった。ラーメン1100円。高い。けれども内容量は通常ラーメンの二玉分あり、日高屋ラーメン2杯分。
けれども、ラーメンの汁といい、肉といいどれも計算されている。
それから、自転車で家に帰ろうとするも、やはり、エネルギーチャージしたためか、もう少し足を伸ばそう。そう思い、ついつい笹塚にある銭湯へ。
たまたまバブの浴槽にはいったとき、サイモンとガーファンクルに似たパーマのおじさんと鼻の高いおじさんが入浴していた。東中野方面は運賃高いよね、とか色々世間話を堪能している。となりの露天にサイモンが移る。
僕も気分で露天へ。
露天の向かいにサウナ室があり、サウナ室に入室するとき、段差がある。そのため、サウナ室から出るとき、気をつけなければ滑る。そして、ひとり、滑る。
そのとき、サイモンが大丈夫ですか、と聞いていた。そこをみて、優しさを感じた。けれどもその後、浴槽の隅で怪訝な表情でぶつぶつ呟いている。
僕も独り言をよくするが、何か嫌な感じがした。それを見かねて、悪口の独り言を辞めようと決めた。