20220108

渋谷の松濤美術館に行ってきた。建築家、白井晟一についての展覧会が行われているからだ。展示では1部が建築家像に迫るというもので2部は美術館を開館当時の状態で全部みせるというものだった。松濤美術館は中央地下に噴水があり、その上に橋が架橋している。その橋はいつも渡れない。そのため今回はじめて渡った。噴水を見下ろすプロポーション。吸い込まれそうだった。その後、向こう側の展示室に向かって進む。展示室を見下ろす空間に入る。そこでも展示室を見下ろすプロポーションとなるのだが、黒い床に吸い込まれそうだった。

 その後、訳あって「マトリックス レザレクションズ」をみた。その吸い込まれ。について考えてみている。向こう側の世界はどこに行きつくのか考えてみたいと思った。