20230105

「の方へ、流れる」を下北沢でみた。冒頭のバスのシーンで主演の唐田えりかが読書する男性の文章をながめている。男性が高価な金のしおりをバスで落とし、そこから話が始まる。どうやらこの唐田えりか演じる主人公の女性は姉の雑貨屋の手伝いをしている、らしい。雑貨屋の向かいが公園となっており、そこで待ち伏せする男性をみつける。バスでしおりを落とした男性だった。その男性はどうやらナンパ?をしているらしい。それをみかけ、閉めていた店をオープンさせる。男性が入店し、しおりの値段を聞く。そしたら妙な返答をしており、そこがタメ口なのが気になった。店員でここまで距離が近い人はいるのだろうか。男性は気まずくなって店を出て、また待ち伏せをする。すると、店員が「営業妨害なのでよそでしてくれませんか。」と男性に話し始める。けれど男性は「今日、待つ人がおりまして。」と話している。どうやら彼女と距離を取られているらしい。そこで急に男性が店員に「いい場所があるので一緒に行きませんか?」と声をかけている。何故か次のカットで清澄白河辺りを歩いているカットに変わる。途中でタクシーに乗り、店員から「距離を取られているというのは、向こうに好きな人がいるという事ですよ。」と、事実らしい話を延々とする。このやり取りが1時間ばかし続いている映画だった。けれども、この関係が夜まで続き、何故かキスをしている。けれどもラストで別々に別れ、彼氏と彼女の元に戻っている。これは何を見せられているのだろう。少し戸惑った。