20230901

朝の3時とかそのくらいに起きてしまう。モニターだけがついており、後で「RRR」を流しながら寝ていたのに気づいた。妙に時間が進行していく流れを背に向ける。向こう側の日差しがレースのカーテンから少しずつ部屋に溢れてゆく。そんな中、2度寝をした。最高。また起きて、今日も出勤。施設に向かう。ここのところ新しい広報物の仕事や展覧会補助(補助というか担当と言ってもいい?)、さらに記録集の編集にも担当が割り振られてしまい、マルチタスクが再熱していた。そら、退勤後にジムにも行くし、日記は書けんわなと思ったりしている。1社目みたいな不吉さを抱えつつも、前職よりも会社の時間の流れはゆったりとしていたため、なんとかやっていけそうな感覚だけがあった。そんな仕事を済ませ、退勤。今日はジムとかいいか。そう思いつつ、飯を済ませて新宿まで出向いた。紀伊国屋書店に直行。久々すぎて店内の変貌に慄く。成相さんの本を買おうと美術コーナーに向かい、購入。赤い本を何人かが購入している噂を聞く度に、これは表紙のデザインしかり、毛沢東語録みたいな回覧のされ方をしていると素朴に思う。そういえば、射殺されたこの国の元首相の銅像台北に建立されたらしい。そんな思い出し方をしながら新宿武蔵野館で「エドワード・ヤンの恋愛時代」を見に行った。冒頭から字幕でポストモダンという表記をみる。三角関係と明暗による撮影技術の妙。映画を見終わった後、パンフレットを購入しようと思うも、行列ができていたためトイレに向かう。そしたら、知り合いのKにトイレで遭遇する。映画館で知り合いに遭遇するケースが増えていて焦る。トイレから出てもパンフレットの列は続いていたため、帰る。帰り際、駅チカなセブンイレブンの向かいの路上で様々な人が缶ビールやレモンサワーを飲みながらだべっていた。コロナ再流行しているにも関わらず、コロナが終わった感覚だけが日常の風景も変えている。