20211213

 朝。喉がぶっ壊れている。

 Oasisうたった記憶ある。
 結局。友達を僕の実家にタクシーで送った。多分、最後にwowwartonightを歌っていたからだと思う。友達が「浜ちゃんに似てるね」と言っていた記憶だけ残っている。この曲を知ったのは、学部の頃。出版社のインターンをしていたとき、編集長と朝まで飲んで、そこで編集長が大熱唱していたからだ。

 流れる景色を毎晩みている。うちに帰ったら眠るだけだから。

 このフレーズを歌っているときの顔が熱気を帯びていた印象がある。

 友達は朝に返っていた。父親がご苦労様。と友達に声をかけていたのが半睡状態の僕の耳からとおのいてきた。
 それから数時間たち。ねむけまなこで起きる。入館証と社用のスマホを家に置いてきてしまったのを知った。混乱して両親に相談した。父親は「会社に行っても何もする事ないんだろ。」とぼやいてきた。少し気分が悪くなる。けれども会社に行かないといけないと思い、電車に乗れば、人身事故によって電車が遅延していた。

 昨日、会社の人に紹介してくれた個人事業主で転職を受け持っている人と朝に1時間ほど話をした。営業から総務に異動になった僕のことをよく知っている人だ。このままだとアルバイトになってしまうと相談したところ。「大丈夫。国の制度が君を守ってくれるから。それはないから。いまの人事は君に向いているから後、2、3年。頑張って。営業もみんな君の人事をうらやましいと思う人は多いよ。総務は人間関係で離職するケースが多いから、自分がら積極的に社内で動いてみて。」と話をしてくれた。
 この人と相談していなければ、今頃。転職サイトのエージェントにすっかり営業をかけられていた気がする。「制度」という言葉が生まれてはじめて耳に轟いた。