20211215

 お金もないので実家に戻った。まったくこの無計画な感覚をなんとかしたいといつも思っている。コンタクトを買いに行くのも一苦労。電車の中で読んだ津村記久子の『浮遊霊ブラジル』。この本の初めの小説が定年退職するサラリーマンの話だった。一人称は私。これで記された小説は、他人の日記を読んでいるように思えた。いま書いているこれもこんな感じに読まれるのかなと考えながら読んでいた。読書メーターには、私は受け付けないといった感想も見当たる。


 昨晩、父親がこの前、転職サイトを個人事業主として行っている人(どうやらこの人は転職エージェントで働いたときに営業部で、数字を追いかけるために人を使って別の人生に下すことが嫌になって会社を始めたらしい。)から言われた人間関係で退職するという話について「大体そうなんだ。」と元人事部なりに言っていた。確かに初めて付き合った人も人間関係がやになって転々と転職を繰り返している。

 昨日の話ばかりしてしまう。帰り際、よく怒ってくる長髪の先輩が隣の結婚指輪を付けた落ち着きある人に「私のスペースにマグカップはいってます。よけますね。」と笑顔で対応していた。言われた人は席を立ち、そそくさと上に上がっていった。

 その前は株式会社についてレクチャーを受けた。合同会社は株式会社ではないため早く立ち上がるや株式会社にするには監査が必要だったり色々大変であることを聞いた。その話を母親に話したら、「私も会社を立ち上げる手伝いもしたけれど。合同会社よりも株式会社の方が大変。」とはなしていた。よく考えれば、美術業界でセクハラした事で騒動になった会社も合同会社だった。

 昨日の話ばかりしているので今日の話で締めよう。今日は野菜を各拠点に届けに行った。外の気温は冷たかった。以上。