20220321
列車に乗る。大宮駅まで向かう。道すがら、村上隆のお花のマスコットをつけた人をみかける。へー。「GEISAI」がはじまるのか、とふと思う。そこからのエスカレーター。こんなに長いエスカレーターは都営大江戸線くらいなのかも、そんなことを脳裏によぎりながら新幹線の連絡口へ。
すみません、表示にも出ていますが、スイカとか使えませんよね、と車掌さんにいう手前で、切符売り場にたまたまあったポケットティッシュを手に取る。何事にもはじめの動きが大切。けれどもくしゃみで鼻をかむ、そして、何時何分発のなんとか号の、とGoogleマップに記載されている文字を暗唱する。スイカとか使えませんよね、と聞くも使えないといわれる。
切符を買って、新幹線を待つ。あれ、時間やばい、トイレに行っている、その間にギリギリの時間となる。乗車できた。窓側の席。
後部座席が大学入学前の女子高生ふたりが大学生活どうするのかと話してる。道を隔てて向こう側の席が大学生らしい女性がひとりで窓側の席に乗っている。けれどもよくみると向こう側のふたりと同じグループのよう。席の間から、話すときは聞いている。
そうこうするうちに車掌がきて、切符をみせる。どうやら4号車なのに6号車に乗っていたみたい。車掌さんが次の駅で降りるので、そのまま乗っていてくださいと笑顔で対応。優しい。
次々と窓側を通る街の風景が山並みとなり、いくつものトンネルを抜けていく。気づいたら降りる駅となっている。
駅からバス停のある場所まで向かう。くるりんバス。数分待ってもこない。道を隔てて向かいのコンビニで目薬を買おうとするもない。待って、乗車。
スイカが使えない。現金。下車。
そこから善光寺のそばまで向かう。登山。そして小学校がみえてきた。学校のプールが濁っている。けれども景観がいい。広大な山のふもとのプール。そしてそのそばに美術館。目的地到着。
受付で副担当学芸員を呼ぶ。来てくれて挨拶。数年ぶり。そこから展示のあれこれで書きたくて。と話すとその担当学芸員と広報の人がきて、写真撮影可能となった。レザベーションステッカーを腕につけ、パシャパシャ撮影。それから企画展をみて、また常設展へ。
そこから来た道を戻り、徒歩で駅まで向かう。善行寺から駅まで鶴岡八幡宮から駅までの道のりのよう。直線のグリッドが都市を思わせる。幻想の都市。
新幹線の切符を購入。時間までデパートに、みっつのおやきと赤ワインのグラスを取る。目的の蕎麦屋は閉まっていた。
新幹線に乗る。なにやらざわついている。家族の中の父親に当たる人物が途中下車して水を購入していた。母親に当たる人は、水を買うな、といっている。どうやらもう水を買っていたのに水をかってしまったらしい。可哀想にみえてしまう。
新幹線でお礼メールを一通作成して送信する。三連休の最後なのに仕事モード。準各駅停車のようだ。途中。スーツ姿の男が間をあけて座る。出張だろうか。少し気になる。スマホゲームをしている。僕はすこしウトウトしながら大宮駅につく。大宮駅の駅構内は広い。ドラッグストアをみつけ、目薬を購入。コンタクトに合うものですか、と薬剤師に尋ねたら、キャッシャーの人が戸惑い別の人がさっと別の物を引き出した。素早い仕事。
帰宅してからまた餃子を作ってしまう。明日は仕事かとサザエさん症候群。