20221213
単に消失を恐れている。単に契約だけを求めている。ルートを待っている、待たされている。何かに結ばれようとして、それを想像したりしている。
退勤後、横浜の海辺にあるそごうを歩きながらスマホで打っていた。下書きにあった模様。その後、レイトショーのチケットを買った。
日産のショールームを通った先にある映画館だったみたいで、そこから美術館がある通りを抜け、観覧車を目指した。歩いている途中、インターコンチネンタルホテルとAPAがある。宿泊したカップルは必ず、離婚か別れるコンチネンタルと不倫で有名なAPAがあり、需要と供給が優れていると思う。
そこからワールドポーターズまで歩き、1階のフードコートを歩いた。祖母に連れられた中華があり、そこの角煮まんが美味かったのを思い出す。その列にあるコンビニで茶割りとファミチキを買う。外に出て油と茶が駆けめぐりながらゴンドラをみる。ゴンドラの道をあるくか。
道の途中にある茂みでタバコを取り出し一服をしていると、イランの人が話をしている。最近レディオヘッドを聴いているため、それをまた聴き始めた。ここから眺めるとコンチネンタルホテルがカジノにみえて、カジノ、だよな、もう、と呟いていた。
歩いて船が展示しているところまで向かい、そこから美術館まで歩く。まだ時間があるためスマホをいじるとアークティックモンキーズのライブチケットの締め切りがあと3日となっており、焦って購入する。コンビニでポップコーンを買い、シアターに入った。MENをみた。
既婚だった夫婦の話となっており、主人公のハーパー(ウヰスキーの名前?)は亡くした旦那さんを引きずりつつ、イギリスの片田舎で数ヶ月過ごすことにする。映画を観ていく内に旦那さんが向こうから切り出した離婚に違和感を覚え、自殺を図ろうとする暴言をしたり、DVの手前まで進行していたことが分かる。そこでハーパーは家から旦那さんを追い出し、旦那さんはマンションの上の部屋のベランダから降りて侵入しようとするも失敗して落ちて死んだのか、自殺を図ったのか定かでないまま死ぬ。
ラストで旦那さんが受動的攻撃(被害者意識を抱え、それを押しつける精神的圧力)をしているのがはっきりする。それがあの悍ましい20分間。男性のキショい部分を詰め込んだシーンに込められているのだが、ハーパーはそれを俯瞰して冷めた目つきをしている。
監督はそのシーンについて「子供と進撃の巨人をみていて、それで作ろうと思った。」と話していた。