20211221

家に帰って。こたつをみたら脚がもげていた。

血だらけのパジャマが床に転がっている。
驚いて。開いた口が塞がらない。
多分、僕が酔っぱらったらこうなっているのだろうと思い。
カレーを作った。
近くのスーパーで買った野菜と余ったルーの元があったからだ。
スーパーで買い物をするとき、お酒ないなと思って店員さんに。
「あっ。ちょっとお待ちください。」といった。
そしたらその店員さんがびっくりした様子になっていた。
一瞬時間がとまったみたいになって。
頭を少し考えて。これは「休肝日」となっている僕がいた。
そう思って買った野菜を通勤したときにつかったカバンにいれて帰ったらこれ。
「どういうこと?」
二重人格なのかと思った。
同棲しているもう一人の「私」がベッドも片付けずに部屋を荒らして帰っていった様だった。
もう一人の私に僕はイライラした。身体の節々が痛い。もう一人の私が部屋を散らかしたからだ。多分。
身体はひとつのはずなのに僕と私が同居していると思った。
引き裂かれそうになりながらも料理を作った。
作った料理を食べて。寝て。朝に余ったカレーを食べた。
翌日用に作った弁当を冷蔵庫にほっぽらかして家を出た。