20220319
高円寺でカレーを食べる、と約束してた人とネグラでカレーを食べた。その人は服にはあまりお金を費やさないし、食べ物と本にだけお金を費やすと話していた。
それから古本屋に行き、その人は句集を買っていた。その合間に空模様が一気に変化して離散。
僕は秋葉原に行って卒論で書いた作家のグループ展を見に行って、家に戻り餃子を作って食べた。
絵描きの友人に電話して、ソフィア・コッポラの映画をみた。友人とこの人の映画、学校のクラスで馴染めない感覚だよねと話した。ロスト・イン・トランスレーションではパークハイアット東京に別々に宿泊した中年と結婚して二年目の人が合流して遊ぶ映画で、二年目の人がパートナーの友達と知り合い、その友達がホテルのバーみたいな所で外国の歌を熱唱していて、それを合流した2人がみていてクスクス笑っている。
その2人は別のパーティで合流した人と新宿のカラ館でコステロのOliver's armyとか、ロキシー・ミュージックのMore than Thisを歌っている。
そういえば、ロキシーのレコードは母親がいらないからあげる、と最近レコードプレイヤーを買った僕に渡してくれた。そんな僕は最近になって小室哲哉の曲を聴いている。
その友人と話して、なぜか自己啓発にはまっていた時期の母親の影がよぎった。千葉雅也さんの現代思想入門を購入してからペラペラと読んでおり、千葉さんが勉強の哲学などで自己啓発との関係を冒頭綴っているのと哲学的な事柄に造詣が深い母親の視点が重なるときもある。何故、自己啓発にハマるのか。何故、救済を求めてしまったのか。そこに問題意識や僕個人の問題があるのではないのかと、千葉さんの本を読んだりして思ったりしている。