20220504

 惑星ザムザをみて、ケーキを食べて、あるミーティングに参加した。

 あるミーティングで久々におじさん達と飲んだ。案外、いじられても傷つかないのかもしれない。だけど、ストップも必要だったりするのかな。そんな感じで、ついつい4軒ほどはしごした。

 その前に、ザムザの前に。いとまの方法という杉並学園の展示もみていた。そのためか、やはり、廃墟を使った展示は建物の面白さに負けないようにサイトスペシフィックな方法に寄りがちな気がした。それはそれでいいのだろうか。消費の速度。何かを鑑賞するという態度。全てがSNSで泡沫的に。

 そんな感覚も麻痺している。常に麻痺した感覚はどこに行くのか判然としないまま、鑑賞、という物事が置き去りにされている。そんな気にさせるのは、地域の美術が地域に根ざしたからなのだろうか。と、ふと、考えてみたりしている。

 どこまで、鑑賞した、と言えるのだろうか。いや、スマホを手にかざしたら鑑賞した、といえてしまう不確かさに身を委ねる事もしにくい、歯切りが悪いけれど、どうしたらいいのだろう。